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儚。

彼と付き合う前は。

いろんな変態サンと会っていた。



中にはスカ系の人もおり。

まだ生身の人間では経験が無いと言われ。

「じゃあ試してみましょ」と会う段取りをつけた。


私より年下で物静かな常識人。

彼女はいないと言っていたが、特にどこかに難がある人ではなかったし清潔感に欠ける所も無かった。



あ、ほんとにいつも不思議なのは、ド変態に限っていたって普通な外見な事だ。

外見はごく普通の振りをして生きているが、性癖は凄いってか酷い。


私の彼も知らない人から見たらごくごく普通の人だ。

髪にも気を使い、非常に清潔感もある。

トイレに行ったらちゃんと石鹸で手を洗う。

いつも彼に言うが『ちゃんと手を洗う』そこが彼の一番好きな部分だ。



でもでも。

そんなに清潔なのにウン●大好きなド変態だ…



人というのは多面体だ。



その時の人も見た目とは裏腹に、ウン●風呂に入ってみたいという希望だった。


私としてもその人の人生初のスカ遊びなんだからと張り切って、当日ちゃんと大量のウン●が出るように薬を飲んで調整してから会った。



うん、私は頑張った。

浴槽に手をつき、お湯の中に浣腸無しでウン●をする事に成功した。



私的にはオーダー通りに出来て、とても達成感があったのだが…


相手は人生初の、目の前の他人の排泄に驚いていた。


いや微かな嫌悪感も見えた。


二人でしばらくウン●風呂に浸かったが、それで全ての行為が終わった。


その後どうしてもチン●が勃たなかったのだ。





二次元と三次元の一番大きな相違点は。

『臭い』の有る無しであると思う。


その人は臭いの要素をあまり考慮してなかったっぽい。


或いは女の排泄物に夢を持ってたか。

男女なんて関係無くすごく臭いのに、ね。



浴室は密閉されて室温が高いから、どうしても臭いは濃くなる。

ウン●は出した瞬間はそんなに臭わない。

でも空気に触れた途端にひどい臭いに変わってゆく。


ウン●とは時間が経てば経つほど臭くなる、非常に厄介な代物なのだ。




多分あの人には、あの日が最初で最後のスカな日だったのではないか。


だったら申し訳ない事をした。

夢は夢のままにしとけば幸せだったのかも知れないし。



そんな昔話を彼とメールでしていたら。


「…ウン●風呂を思い出したら勃っちゃった」



筋金入ったド変態の反応はこうらしいよ、うん。






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