急がばぐるぐる回れ。
人はいくつになっても進化出来る。
たとえそれが只の下ネタ的な話であろうと、だ。
人からは退化に見えようとも。
努力に努力を重ねて、もがきながらでも這っていける自分が。
とても愛しい。
なんて仰々しい前フリになったが。
要は、手を使わずにオナれるようになったのだ。
ああ結論をざっくり言い過ぎちったw
以前、オマン○に何かを入れてじゃなくて、外から下腹を揺らすポルチオ系のオナ○ーに目覚めた話をしたが。
それを進化させられたのだ。
最初は仰向けに寝て手を使って、下腹部を押したりゆらゆらさせたりしてた。
ただこれはけっこうくたびれたのね。
初心者だから、うまく気持ち良くなるまで1時間以上かかるから。
指も下っ腹も感触が無くなっちゃうのだ。
それが面倒で、ついついオナ練をサボりがちに。
が、ある日俯せになってごろごろして、すごーく怠惰な格好でネットをしてた時に。
たまたま下半身をゆらゆらさせてみたのだ。
「ん?これって意外としっかり内臓が揺れていいんじゃないか?」
と気がつき。
更にあれこれ試して、ゆっくりゆらゆらから細かい振動になるようにしてみたんだよ。
いや端から見たら、何故か俯せでいろんな早さで金魚運動をしてる妙な人なんだけどさw
まぁ見てる人もいないし、己の間抜けな姿には気づかないふりして思う存分自主トレをした訳よ。
そしたら。
1、2時間はかかるけどwイク寸前まではいけるようになったのだ。
ほんと灯台元暗しだよね。
俯せで本を読みながらとか、ネットしながらの『手を使わない&下着すら脱がないずぼらオナ○ー』が。
外から子宮周辺を揺らすのに負担の少ない、最適な方法と気づいたのだ。
でも最初は身体の振動でク○が擦れてるのかと思った。
まあそれで気持ち良いんなら、それはそれでさ。
ローター無くてもいいから楽でいいやと思ったが。
「もう駄目イキそうっ」て時に、我慢しきれなくてク○を弄ったら。
今まで気持ち良かったのがこの部分じゃない事に。
初めて気づいたのだ。
その時自分がすごく気持ち良くて、誰かに弄って欲しいのは。
ク○じゃなかった。
いやク○も気持ち良いがもっと範囲が広いし、身体の表面じゃなくてもっと身体の内部にも。
モワッと気持ち良い所がある。
もーう筋金入ったク○オナ派の私には。
ほんとに晴天の霹靂。
言葉通り衝撃的な事実だった。
今までのク○オナ歴○○年間は何だったのかと。
今更自問自答したぐらいの衝撃よ。
其処は私の指だと的確に見つけられない場所で。
いつも彼の方がうまく見つけてくれるポイントなのね。
まぁ私は指を入れるオナ○ーは全くして来てないので。
やっぱり彼の方が熟知してる。
自分より私の身体を知ってる人が居るのは。
すごくすごく幸せな事なんだよね。
今頃そんな当たり前な事に気づいたのも、馬鹿よねぇ。
ああ彼にはちゃんと報告したのよ。
これこれこんな感じでいいとこまでオナれるようになったよ、と。
お返事は「もう俺いらなくない?w」だった。
まぁ…うん…いや…
これでイク訳じゃないからーと、いちおうフォローはしといた。
私にとってはオナ○ーは非常食で。
二人でするセックスまでの簡素な繋ぎ。
んでセックスはフルコースのディナー。
何時間もかけて二人で盛り上げて。
その共有の時間を楽しむ為の行為。
それぞれが全く違うシロモノだ。
まぁそれぞれが充実してるのが一番幸せだけど。
たったひとりの為に存在する私。
その人の為だけに進化したい私。
歳を取ってそのうち性欲が無くなっちゃうのなら。
今を最大限に楽しく過ごしたい。
数年前には上手く出来なかった、彼と溶けるような時間を過ごす為なら。
とりあえず何でもやってみる所存よ。