2ntブログ

歩く夏。

恋に落ちる人って。

最初の一目からお互いに解る気がする。






今の彼との初対面はファミレスの駐車場。

お互いに顔は知らないままアポを取って会った。


私的にはどんな見た目の人か想像がついてなかったんだよね。

そもそもどんな見た目の人か、ほとんど聞いてもいなかったし。

正直顔はどうでもいい派だから、多少メールでやりとりをした程度で会った。


そういうとこは割と大胆な行動だなぁと、今になっては思うけど。

時間も昼間だったし、こちらは車、あちらはバイクだったので拉致監禁とかの心配もして無かった 笑。


ランチを一緒にする予定だったから、あまりに妙な人ならそれきりにするつもりだったんだよね。


その頃そうやって会った人は数人いるんだけど。

ほんとにお酒飲んだだけとか、頭を靴で踏まれただけとか 笑。

その時の一回だけで、その後も継続して付き合うような人はいなかった。

何となーくお互いにピンと来ないというか。

色々予想と違ったとかだったんだと思う。


文字だけの二次元的なやりとりと目の前に実物のいる三次元は、違って当たり前だし。





彼の時はそれがちょっと違ったんだよね。


バイクで来る、っていうのは知ってた。

でもどんな排気量のバイクだとかどんな髪型とか背の高さとか、全く聞いて無かった。

まぁ詳しくは言わないけど、ちょっとおしゃれで。

でも普通の人だったんだよね。

いやむしろ並の人より数段清潔感があった。


良い意味で予想外の人だったし、良い意味で予想以上の人だったんだと思う 笑。




彼の事前情報は、年齢と都道府県レベルの住んでる場所と。

バイク乗りだって事と、ぽっちゃり好きとウン○好きってとこだけ。笑



今考えると何で会う気になったのか解らない。

その頃の私はスカには全く興味無い、筋金入ったM女だし。

そもそも年下ってとこもあんまり好きじゃ無かった筈なんだけどね。


何かふっと、一度会ってみるかなぁと思ったんだわよ。


まー単純に変態ってどんな人なんだろ?って思ってたのかもね。


でも、想像してた変態像とあまりにかけ離れてたから、逆に印象が良かったんだろうと思う。笑






今もちょっと離れたとこで私を待ってる彼を見ると。

よくその初めての時の待ち合わせを思い出す。


彼は髪型とか服とか皺の数とか、表面的なとこは変わったけど。

今もあの時と同じような表情をする。

良くも悪くも彼はあんまり変わってない。


私はきょろきょろしながら待ってる彼を見ると。

左の唇の端に浮かぶ笑いを噛み殺しながら彼に近づく。



意味不明のにんまり笑いが見えないように。

ちょっと下を向いてね。







さてさて。




もう一度。

人生でこんな恋が出来るのかな。








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