犯罪を助長するものではありません。
相当危なっかしい事に。
中高生の頃は痴漢されるのが好きだった。
電車はなかなかドアの開かないのを選ぶほど。
特に制服を着てると痴漢に出会う確率が上がったので、休日も制服にしていた。
私は完全に確信犯だったけど、電車では身の危険を感じる程の事態は無かった。
下手くそな触り方の人とか、乱暴な人ならちょっと立ち位置をずらす。
そのちょっとの意思表示で痴漢は触るのを止める。
やはり人目につく、というのは痴漢には一番まずい事。
一瞬で犯罪者になるリスク(←いや既に犯罪者だが)を相手は背負わない。
ってか、ちゃんと言っておかないと駄目だな。
普通の女性は痴漢は嫌いだ。
むしろ抹殺したいレベルで嫌いだろう。
私みたいに痴漢welcomeな人はまずいないと思って欲しい。
で、おかしなまま大人になった私ですら、ネットの痴漢待ち合わせサイトは使わなかった。
不思議な事に、痴漢したい人とされたい人が待ち合わせる場があるのだよね。
もしここで待ち合わせて、万が一痴漢に囲まれたら逃げられない。
一人だと思ってノコノコ行ったら何故か複数だった、じゃ本気で危ない。
流石の私もそこまでリスクは背負えないのだ。
だったらその時々の彼氏と痴漢ごっこをしてたほうがずっといい。
んで、一度だけ映画館で痴漢にあった。
この時は中学生かな。
当然処女。
自分で指入れも出来ないウブな頃である。
忘れもしない邦画の名作二本立てを見ていた。
中学生のおこずかいでは映画は月に何本も観られなかったので。
痴漢が隣にいたからといって、すぐに席を立ちたくなかった。
まぁ痴漢には慣れていたのもあって、そのまま座っていたら。
電車とは比較にならない程、がっつり弄られた。
下着の隙間から手を突っ込まれるレベルを延々と。
そりゃそうだ、私は嫌だという意思表示をしていない。
まぁ他人の手の感触というのはそれはそれで満更でもなくてねぇ、うふ。
でもその痴漢は私の年齢が解らなかったのかな。
散々弄った挙げ句、自分でもやらない指入れをされたのだ。
もうシートから飛び上がるレベルの激痛。
耐えられなくて、そこで席を立った。
残念?どうかなぁ。
うーん、処女じゃなければもっと楽しめたかも、とは思うけど。
どっちにしろ、危険極まりない行為なのは間違い無いわね。