また4月が来たよ 同じ日の事を思い出して。
もー、みみっちい人間ともケツの穴の小さい奴と言われてもいい。
昔付き合ってた人が結婚、どころかお子さんに恵まれてた事を偶然知ってしまって。
結構ダメージを受けている。
だいたい見た目から違った。
昔と違い、丸く温厚そうな雰囲気が出ていて。
言葉にも攻撃性や皮肉混じりのトゲは感じられない。
服装や髪型はあの頃と同じだが、醸し出す雰囲気が全く違う。
それは夫でありお父さんの顔なのだ。
それを受け止められない自分は小さい人間だ。
自分があの時に幸せに出来なかった人が、今は幸せなのだ。
素直に己の力不足を認め、喜べよ。
あのまま私と付き合ってたってきっと幸せには出来なかったのだ。
私にだって今は相手がいるのだから。
それを幸せに思えよ。
子供じゃ無いのだ、欲しいモノの全てが手に入る訳じゃないのは知ってるだろう。
何時も人の手に在るモノを欲しがるのは一番駄目な処なのだよ。
解っている。
解っている。
私は馬鹿である。
私は阿呆である。
でもそれが解ってたって、悲しくない訳じゃない。
辛くない訳じゃない。
でもどうにか成る訳じゃないのだ。
もう互いに別の歯車に動かされて生きているのだから。
こんなになるなんて、どんだけ好きだったんだろ。
いや多分、人のモノになったから惜しくなっただけだ。
全く格好悪いわ、私。