雫。
私、おならと共にとても嫌いなモノがあった。
精液だ。
この匂いは臭いと書きたい程、嫌いで。
おフェラなんかでは、付き合いだした当初に数回飲み込んだだけで。
後は全部ぺっぺと吐き出している。
彼から出るモノとしては一、二番目に苦手な味と匂いで。
これならオシ○コやウン○の方がよっぽどマシ。
これと非常に近い匂いがする栗の木の花には、毎年憎悪を抱く。
私の住んでる辺りでは栗の花は梅雨時に咲き、私の鼻を役立たずにする。
その不快感たるや何と言ってよいか解らないレベル。
でも私と一緒にいる人達はそこまでこの匂いを感じないようで、すごく損してる気分。
お精子については、特にこれといったエピソードがあって嫌いになった訳でも無いし、何故だか自分でもよく解らない。
でも解らないのに苦手というのが、どうにも納得いかない。
そもそも何時から嫌いなのか。
それを考えると彼と付き合いだしてから、徐々に苦手になっている気がする。
彼はお精子の量がとても多く、当然味も匂いも薄めな筈なのだが。
その多いというのが飲み込みずらくて苦手になってるのか。
お精子から連想する諸々の事象が嫌だから、間接的に苦手意識を持つのか。
やはりピンとくる理由は思い当たらない。
彼は一度たりとも口に出さないが、やはり飲んで欲しいと思うのか。
肯定的な返事を貰うのが怖くて絶対聞けない。
否、聞きたくない。
もしかして、昔はM女だったから平気だったのかな。
その場合は精液はご褒美的に貰うモノだから、嫌いという選択肢は無いのだし。
今や完全に堕落した私は。
お精子も歯磨き粉のように苺やらメロンのフレーバーにならないかな、などと考える。
子供の時からあれ程望んだM女には。
もう戻れないのかも知れない。
だったら私は彼の人でM性を燃やし尽くしたとも言える。
どちらにしてももう封印したのだ。
もう誰の囁きにも揺れない。
って事で宜しくw