黴雨。
ボヤッとしてるうちに。
何時の間にか一年の半分が終わり。
夏よりは断然好きな湿っぽい鬱々とした梅雨を迎える訳ですが。
ここに来て彼は大スランプ中。
只今、過去最大の膣内射精出来ない症候群が来襲。
これ以前にも何回かあったけど、結構難しくて。
彼の場合はメンタル面での考え過ぎで、駄目な場合が多いような気がするのだけど。
男の自尊心は女には計り知れないもので。
彼は超絶自信喪失期。
もう2か月近くは彼のお精子を見ていない。
毎回出さずにそっくりお持ち帰りは、私も結構辛い。
そりゃ彼だって私だって、平等に身体は老化してくるけど。
男の老化は如実に見えてしまうのが残酷なところ。
最近勃ちが悪い、昔に比べて集中力が無い、と彼が思い込んだら。
もうどう言葉を尽くしても気持ちが持ち上がる事は無い。
肝心の勃ち方も本人比では完全じゃないらしく。
ゴムの中の状態とか、皮のポジションとか。
元気な時には全然気にしない、些細な事がすごく気になるらしい。
何となく彼が楽しんで無いなぁ、今日は義務的にしてるのかな、と感じると。
私は全く濡れないので。
濡れないイカない私を見て、彼は私を楽しませられてないと思って更に萎えちゃう。
私はそれが辛くて、メソメソする為にひとりでお風呂に入ったり長々トイレしてたりすると。
またそれを彼が気にするんだと思う。
これって。
正に喰い合う二人。
ウロボロスとかメビウスで嗚呼無情。
今までが人より精力や性欲がある人だっただけに。
本人的にはあまり認めたくない部分なのだろうし。
こと自尊心に関わる部分に、私が安易に何かを言える訳でも無い。
昔ならオナ禁とか、膣圧より緩い圧力でオナって貰うぐらいで治ったんだけども。
今回はどうかなぁ。
私だって、身体が老化してるから?とか新鮮味が無いから?とか色々考えちゃうし。
そう思ったら身体はもう反応しない。
どちらかが悩む事は必ず相手にもはね返る。
難しいよねぇ。